体験談:出産で痛めた恥骨、数か月の歩行困難を経てやっとたどり着いた整体院

産後ケアの体験談

体験談:出産後に恥骨の痛みが続き、一時は車いすを使用

私が人生で初めて母親になったのは35歳の時でした。それまで待ち望んでいた出産の喜びも束の間、私の体は予想以上の反応を示しました。なんと、出産後に恥骨の痛みが続くようになり、一時期は歩くことができず、車椅子を使用しなければならないほどの状況にまで至りました。

出産後のケアとして骨盤ベルトを使用していましたが、それを外すと歩くことすら難しくなるほどでした。その痛みは、産院を退院してからも続き、結局、十ヶ月もの間、この恥骨の痛みに悩まされ続けました。その間、私は整形外科と接骨院を週一回のペースで通っていましたが、なかなか改善する兆しは見られませんでした。

痛みに耐えながらも、私は骨盤矯正に通うことを望んでいました。しかし、恥骨の痛みが非常に強かったため、一時は「様子を見る」ことを選択しました。

しかし、十ヶ月目になっても痛みは一向に改善せず、とうとう我慢の限界が来てしまいました。私は自分の体に必要なケアを受けるために、骨盤矯正の専門家のところへ通院することを決心しました。

驚くべきことに、最初の施術を受けた直後から、日常生活で感じていた恥骨の痛みはほぼ消えました。私は安心し、その後も念のためベルトの使用を続けることにしました。

さらに、先生からは自宅での恥骨ケアの方法を教わり、それを実践するようになりました。その結果、回復は順調に進み、5回目の施術を受けた時点で、恥骨の痛みは完全に消失しました。

私がこの恐ろしい経験を通じて学んだことは、我慢を続けるよりも、専門的な治療を受けることの大切さです。今は全く痛みがない生活を送れており、その事実に私自身が驚いています。この経験を通じて、同じような問題に直面している人に何かのヒントや助けになればと思います。

体験談:トコちゃんベルト使用の末路と恥骨痛の克服

私は、出産前から骨盤を閉じることに必死になっていました。生真面目な性格が災いし、妊娠中から出産直後まで、しっかりトコちゃんベルトを使用し続けたのです。

分娩後すぐ、分娩台から降りる際には、トコちゃんベルトを締めるのに助けを借りて、締めつけるように装着しました。退院後も不安が消えず、夫にきつく締めてもらったりと、手を抜かずに使用し続けました。

この頃から、育児やトイレにも支障をきたすようになりましたが、生真面目な私は続けることを決意しました。そして、一年が経ち、ようやくベルトの使用をやめ、ヨガに通うことにしました。

しかしこれが、恥骨痛の始まりでした。ヨガの動きに慣れてきた頃、大きな開脚の動作で恥骨に激痛が走りました。この痛みが引かず、またトコちゃんベルトの使用に戻る日々が始まりました。

恥骨の痛みと不安感から、専門家に骨盤の状態を診てもらうことを決意しました。産後の骨盤矯正を専門に扱う整体院に通い始め、自分の状況を先生に説明したところ、驚きのアドバイスがありました。

「あなたはトコちゃんベルトの利用方法が間違っている。そして、骨盤に対する知識があまりに偏っていて正確性を欠いている」

そして、「恥骨結合の拘縮そして軽い剥離か炎症が痛みの原因だと思う」と先生から言われたのです。

その後、先生から骨盤の本来の役割や出産による変化、適切なケア方法について詳しく教えていただきました。そして、数回の治療を受けるうちに、恥骨の痛みは驚くほどに改善されました。

これらの経験から、自分の体について知識を深める重要性を学びました。また、何事も適度なバランスが大切であり、極端な方法は逆効果になることもあることを身をもって感じました。今後はこの体験を生かし、健康的なライフスタイルを続けていきたいと思っています。

産後骨盤矯正の重要性と問題点とは?

タイトルとURLをコピーしました